<< June 2005 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
最近の投稿
 
月別アーカイブ
 
検索する
 
続・長崎弁☆
先日の独り言の続きである。

みなの長崎弁を聞いているとマヒしてしまう事がある。
「きっぺんさん、この台詞はどうなるの?」
口に出して教えてあげると
「今の標準語ですよねえ?」
あれ?ちょっと待って。
無理矢理訛らせてようやく伝える事が出来た。
何度も台詞を聞いていると微妙な違いが分からなくもなる。
ちょっとした芝居の違いで言葉尻も言い回しも変わるし。

みなの長崎弁が私にとって何語だぁ〜と感じるのと同様に
普段の芝居の自分の台詞はサタケ氏には意味不明に聞こえているかも。
確かにそういう事が多々あれば演出としては見逃す事は出来ないだろう。
少しだけ観ている側の気持ちが解るような気がする…。
続いての『口笛』も方言、しかも私の知らない北の方言、
後々の芝居では多分長崎弁ではない。
さあ〜今回は勿論今後も頑張らないと☆

ちなみに宅間さんは上手い。
高知弁もそう感じたがすぐに手の内に入れてくる。
しかし私から見たらまだまだだ。
アドリブ時にはたま〜に関西弁や北の言葉なんかになる。
自分が使用しそうな言葉やイントネーションはすかさず聞いてくる。
こういう所は少し可愛かったりする…そして侮れない…。
今回も当然多少のアドリブのシーンがあるので楽しみにしている方、こうご期待☆
| 杉田吉平 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
長崎弁☆
代表がW杯本大会出場を決めた…、
という感じで久々なので明るい話でと思っていたが
愚痴ぃ〜というかまあこぼれ話を☆

表の方に『夕−ゆう−』の方言の話が出てる。
ご存知の方はご存知だとは思うが『夕』は長崎の話、
そして私は長崎出身である。
劇中に使われる方言は殆ど私の地元の言葉だ。
「きっぺいさん、今の台詞、標準語っぽいから何かない?」
サタケ氏に聞かれて語尾などを変えてみる。
地元の言葉が上手くハマるとなかなか気分良いものだ。

しかし、都会育ちの人や田舎者のくせに都会人のつもりの人もいる。
例えば「ありがとう」などの言葉がどうも東京っぽい。
「きっぺいさん、何とかならない?」
確かに土地によっては「おおきに」とかあるんだろうが
私の記憶では「ありがとう」は「ありがとう」だ。
微妙なイントネーションが違うといえば違うのだが
そんなもんネイティブ発音はかなり厳しい。
意訳してみたり無理矢理訛らせてみたり結構大変だ。

昨年の夏は土佐清水を舞台にした『歌姫』だった。
私も一人前の高知弁使いだと思っていたが
指導してくれていた樋口によるとそうでもなかったらしい。
イントネーションに加えて語尾の違い…、
皆、かなり苦労している事だろう。
自分の体験から想像すると、多少のイントネーションの違いは目をつぶるべきだろう。
観ている人に伝わればある程度いいのではないだろうか?

皆、何とか頑張ってイントネーションをマネをしてくれるのだが
私には違う言葉に、台詞によっては意味が通らず
何を言っているのか分からなくなる時がある。
多分他の観ている人には通じているのだろう。
「ばい」と「たい」の違いなんてあってないようなもんだろうが
私にとっては受ける感覚が大違いである。
違和感バリバリである。
どう違うかなんて説明は出来ないが…だって自然と使っているんだもん!

あと2週間、どの程度進歩するのかこうご期待!
| 杉田吉平 | - | comments(0) | trackbacks(0) |